こんにちは。今回も通信制高校について調べた情報を紹介していきますね。
前回は、通信制高校の制服や校則についての情報をお伝えしましたが、今回は、ズバリ学費についてです。
通信制高校には全日制高校と同じように公立と私立があります。公立の通信制高校は基本、都道府県に1校以上あって、運営は地方自治体が行っています。
私立の通信制高校はというと、学校法人や企業が運営しているのが一般的です。どうしてはじめに公立と私立の説明をしたかといいますと、公立と私立とでは学費が大きく違ってくるからです。
公立と私立の学費を入学金と授業料で比較
それでは、公立の通信制高校と私立の通信制高校の入学金と授業料を比較しながら学費について詳しく確認していきましょう。
以下は、公立と私立それぞれの入学金と授業料になります。なお、リストの数値については、公立も私立も一般的な入学金と授業料の平均値となります。
入学金 | 授業料 | |
公立 | 500円 | 336円/1単位 |
私立 | 2万~5万円 | 8,000~10,000円/1単位 |
公立の通信制高校の場合、都道府県によって学費はそれぞれ変わってきますが、基本的な学費の内訳をみると、「入学金」、「授業料」、「諸費用」となっていて、金額にそれほど大きな開きはありません。
一方、私立の通信制高校ですが、基本的に公立と同じ学費の内訳となっていますが、上記の料金はあくまでも目安であって、入学金や授業料は学校ごとに大分異なってきます。
諸経費についても、入学する時期や受講するコース等によっても大きく変わってきますので、詳しくは資料を確認するようにしてください。
受講する単位数で授業料は計算される
通信制高校というのは、最低3年間で74単位を取得することが「卒業の資格を得る条件」となっています。
なお、授業料ですが、1単位あたりで計算するカタチになります。例えば、1単位あたり、1万円の受講料の私立の通信制高校で、1年目に25単位を受講した場合、
10,000円×25単位=250,000円 |
が必要になってきます。
通信制高校の学費についてのまとめ
通信制高校の学費について公立と私立を比較しながら紹介してきました。
ここまで見てきたように、通信制高校の学費は公立と私立とではかなり大きく違ってきます。
学費というのは通信制高校を選ぶ際のひとつのポイントとなりますので、しっかり比較しながら検討するようにしてくださいね。